芦津渓谷

芦津渓谷の自然と景観

 


芦津渓谷

氷ノ山後山那岐山国定公園に属する芦津渓谷には、ブナ・スギの極相林や深い峡谷など、里山的な要素の強い中国山地にあって原生的な自然が残り、その奥地には鳥取県下屈指のトチノキやカツラ、スギ、ミズメ、ミズナラ、ブナなどの巨樹の育つ秘境域が存在している。

そのような秘境域については、多くの人を招き入れ、観光利用をはかるのではなく、本当に山の自然を愛する人に知ってもらい、大切にしてもらいと願っている。
 
一方で、その貴重さや学術的な価値を多くの人に知ってもらうことで、地域の資源(宝物)として保護保全を考えたり、環境学習の場として活用することも環境保全につながる。

智頭町町民環境会議は、設立以来千代川源流域の環境保全活動に取り組んでおり、過去4回にわたり源流環境シンポジウムを開催し、芦津渓谷の素晴らしい自然について様々な角度から保護保全を呼びかけている。
 
また、芦津渓谷の巨樹巨木調査にあたっては、鳥取大学とも連携して取り組んでいる。

智頭町町民環境会議では、これまで芦津渓谷に残る秘境域について、その貴重さや学術的な価値を紹介し、地域の資源(宝物)として保護保全することを進めてきた。
 
2005年6月開催の芦津渓・源流エコツーリズム&環境シンポジウムは、世界的にも珍しいブナ・スギ混交極相林と巨樹渓畔林について、県境を越えた広域的な視点からその森林ビオトープ空間としての位置づけを明確し、源流域森林環境の保護保全や地域資源としての活用について意見交流をはかることを目的に開催した。

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芦津渓谷の環境保全

千代川源流をなす芦津渓、鳴滝山、東山には、素晴らしい源流の環境が存在します。美しい渓谷、自然林の中を流れる渓流、数えきれないくらいの滝、ブナと天然スギが混交する原生林、切り立った岸壁、うっそうとした渓畔林、どれをとっても天下一品の大自然です。中でも樹齢数百年のトチノキやカツラ、ブナの巨木群は圧巻である。
 
そして、これら巨樹の残る源流の森は、イヌワシやクマタカ、ヤマネ、モモンガなど貴重な野生動物の棲息可能性が高いとされている。
 
このような山地の大自然は、地域の宝であり、全国的にみても貴重な自然遺産です。一方、混迷する経済のもと、多くの山村地域で山地や山林の荒廃が進行しつつある。また、さまざまな開発によって、かつて見られた美しい農山村の自然は次第に失われていっている。大自然(原生林)と身近なふるさとの風景(里地の環境)をネットワークさせ、ビオトープとなる森を再生させることで魅力ある農村づくりを考えている。

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芦津渓谷の巨樹巨木調査

氷ノ山後山那岐山国定公園に属する芦津渓谷には、ブナ・スギの極相林や深い峡谷など、里山的な要素の強い中国山地にあって原生的な自然が残り、その奥地には鳥取県下屈指のトチノキやカツラ、スギ、ミズメ、ミズナラ、ブナなどの巨樹の育つ秘境域が存在している。

そのような秘境域については、多くの人を招き入れ、観光利用をはかるのではなく、本当に山の自然を愛する人に知ってもらい、大切にしてもらいと願っている。
 
一方で、その貴重さや学術的な価値を多くの人に知ってもらうことで、地域の資源(宝物)として保護保全を考えたり、環境学習の場として活用することも環境保全につながる。

智頭町町民環境会議は、設立以来千代川源流域の環境保全活動に取り組んでおり、過去4回にわたり源流環境シンポジウムを開催し、芦津渓谷の素晴らしい自然について様々な角度から保護保全を呼びかけている。
 
また、芦津渓谷の巨樹巨木調査にあたっては、鳥取大学とも連携して取り組んでいる。

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野生生物のサンクチュアリー

氷ノ山後山那岐山国定公園に属する芦津渓谷には、スギとブナが混交する世界でも珍しい原生林が広がる。
 
その奥地は、トチノキ、カツラなどの巨樹からなる渓畔林が育つ秘境域が存在し、野生生物のサンクチュアリー(聖域)となっている。
 
ここ芦津渓谷を含む千代川源流域にはイヌワシやヤマネ、オオサンショウウオなど天然記念物をはじめ希少な野生生物が多く生息している。
 
一方で芦津渓谷の近接域では大規模な山林伐採も進み、生態系への影響が懸念されており、智頭町町民環境会議では、これまで芦津渓谷に残る秘境域について、その貴重さや学術的な価値を紹介し、地域の資源(宝物)として保護保全することを進めてきた。
 
巨樹の森のサンクチュアリー(聖域)保全事業は、大規模な山林伐採が進む千代川源流域にあって、世界的にも珍しいブナ・スギ混交極相林と巨樹渓畔林の生態系保全ついて、これまで過去3回続けてきた源流環境シンポジウムを継続し、県境を越えた広域的な視点からその森林ビオトープ空間としての位置づけを明確にするとともに、秘境域の自然保護を目的とした自然環境調査を行い、自然保護解説板の設置やホームページを開設することで、伐採のおそれのある自然林のトラスト保存を進めるなど、希少な野生生物が生息する源流域森林環境の保護保全をはかる。
 
これら活動は、県境を越え源流域に暮らす住民が連携して進める。

智頭町町民環境会議では、これまで芦津渓谷に残る秘境域について、その貴重さや学術的な価値を紹介し、地域の資源(宝物)として保護保全することを進めてきた。
 
2005年6月開催の芦津渓・源流エコツーリズム&環境シンポジウムは、世界的にも珍しいブナ・スギ混交極相林と巨樹渓畔林について、県境を越えた広域的な視点からその森林ビオトープ空間としての位置づけを明確し、源流域森林環境の保護保全や地域資源としての活用について意見交流をはかることを目的に開催した。

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智頭町

鳥取県の東部、中国山地の山間に位置する智頭町は、山陰と山陽・上方(大阪)を結ぶ交通の要衝にあり、古くから街道文化が栄え、町内には古い街道の歴史を伝える文化遺産が多くみられるが、時代の移り変わりとともに、その存在さえ忘れられ、人知れず失われつつあるものもある。加えて、交通の便の悪い山間地では、過疎高齢化の進行により、廃村状態となった集落もみられるなど、古い屋敷や土蔵、茅葺き民家などの文化遺産も年々失われている。
 
これら智頭町の山里に残る文化遺産は、美しい自然とともに、都市農村交流による新しい地域コミュニティづくりを進める上で大きな魅力であり、「人と自然との共生」や「地球環境時代に求めらるライフスタイル」を考える上で重要な環境資源であることから、これら文化遺産にスポットライトをあて、資源循環型地域づくりを進めることを目的とする。

現代の大量消費・大量廃棄の経済構造を転換させ、「資源循環型社会の構築」を実現するためには、資源浪費型のライフスタイルの見直しが不可欠とされている。山村に残る文化遺産からは「人と自然との共生の歴史」や「先人たちの環境文化」を学ぶことができ、「地球環境時代に求めらるライフスタイル」が見え隠れしていている。
 
街道の文化遺産にスポットライトをあて、「地球に優しい生活スタイル」について、考え学ぶ環境教育資源(環境教材)として紹介することで、多くの住民が「古き良き時代の環境文化」に関心をもち、これまでのライフスタイルを考え直すような気運が高まるような環境学習プログラムを作成することを目標とする。

あわせて、これら活動は近接する地域と連携して行い、古い街道に残る歴史的遺産や懐かしい風景を大切にして、「資源循環型まちづくり」を進める連携ネットワークを中国地方につくることも目標とする。

美しい自然は人に感動を呼ぶ。懐かしい風景は人に安らぎや落ち着きを与える。
智頭源流シンポジウム
ポスター写真
智頭の地図
芦津渓写真
巨樹写真
トレッキング写真
シンポ写真
新田写真

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智頭町町民環境会議

智頭町町民環境会議では、これまで芦津渓谷に残る秘境域について、その貴重さや学術的な価値を紹介し、地域の資源(宝物)として保護保全することを進めてきた。
 
2005年6月開催の芦津渓・源流エコツーリズム&環境シンポジウムは、世界的にも珍しいブナ・スギ混交極相林と巨樹渓畔林について、県境を越えた広域的な視点からその森林ビオトープ空間としての位置づけを明確し、源流域森林環境の保護保全や地域資源としての活用について意見交流をはかることを目的に開催した。

智頭町町民環境会議は、平成13年4月、鳥取県智頭町での環境基本計画の策定に際して発足した地域住民および学識経験者からなる任意団体で、智頭町および中山間地域が抱える様々な環境問題について、他地域住民や大学研究機関、学識経験者などと連携しながら取り組んでいる。発足時から1年間は智頭町環境円卓会議の名称であった。
 
本環境会議の活動の場となるフィールドは、智頭町を中心とする東中国山地であり、千代川流域である。

智頭町町民環境会議がこれまで行ってきた主な活動として、智頭町役場と協働しての智頭町環境基本計画の策定をはじめ、3回の源流環境シンポジウムの開催(平成13年11月、平成14年11月、平成15年10月)、10回の自然観察指導員養成講座の開催(いずれも平成13年度開催)、7回のエコライフ研究会の開催、5回の環境パトロールの開催、荒廃植林地での広葉樹植栽推進(平成15年度)、環境マップの作成(平成14年度)などがあげられる。
 
とくに芦津渓谷では、鳥取大学や山林所有者と連携して、巨樹巨木調査、自然歩道の設置、自然観察トレッキングツアー(4回)を行っており、平成14年の源流環境シンポジウム以降「源流の巨樹と森の回廊」などを提唱している。
 
とりわけ、過疎高齢化が進行している源流域の町村では、環境保全活動に携わる人間が少数固定化し、行政とのパートナーシップをはかるにも情報不足、専門性不足、人材不足などの問題に直面していることから、源流地域住民の交流と連携を目的に、平成15年年10月には鳥取県、岡山県、広島県、島根県など中国山地の源流域で環境保全活動に取り組む個人・団体に声をかけ、第1回源流環境フォーラムを智頭町で開催している。

氷ノ山後山那岐山国定公園に属する芦津渓谷には、ブナ・スギの極相林や深い峡谷など、里山的な要素の強い中国山地にあって原生的な自然が残り、その奥地には鳥取県下屈指のトチノキやカツラ、スギ、ミズメ、ミズナラ、ブナなどの巨樹の育つ秘境域が存在している。

そのような秘境域については、多くの人を招き入れ、観光利用をはかるのではなく、本当に山の自然を愛する人に知ってもらい、大切にしてもらいと願っている。
 
一方で、その貴重さや学術的な価値を多くの人に知ってもらうことで、地域の資源(宝物)として保護保全を考えたり、環境学習の場として活用することも環境保全につながる。

智頭町町民環境会議は、設立以来千代川源流域の環境保全活動に取り組んでおり、過去4回にわたり源流環境シンポジウムを開催し、芦津渓谷の素晴らしい自然について様々な角度から保護保全を呼びかけている。
 
また、芦津渓谷の巨樹巨木調査にあたっては、鳥取大学とも連携して取り組んでいる。

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フォーラム

ちづ源流環境フォーラム開催趣意書
      〜テーマ:美しい源流の環境を生かした地域づくり〜

老年期の山地地形からなる中国山地の源流域では、大いなる大自然の中、優れた自然や素晴らしい森林や渓谷の景観が存在する一方で、古くから人の手が入り、人と自然とが共生する温もりのある山村風景や歴史文化がみられます。
 
このような愛すべき源流地域ではありますが、現在、過疎高齢化や産業構造の変化にともない、かつて見られた美しい山村風景や伝統文化が失われつつあります。加えて、手入れ不足で荒廃した植林地も多くみられ、かつて源流域が有していた国土保全機能や水源涵養機能、保健保養性、生物多様性が低下しつつあります。
 
このような中、求められているのが住民・NPO等による環境保全の活動でありますが、過疎高齢化が進行している源流町村では、活動する人間が少数固定化し、行政とのパートナーシップをはかるにも情報不足、専門性不足、人材不足などの問題に直面します。
 
これを解決する方策として、都市農村交流が考えられますが、自然観・価値観の違いや交通距離の問題、生活文化の違いなどから多くの障害も見えてきています。
 
そこで考えたのが、価値観や境遇を同じくする源流地域同士の環境保全交流です。
 
幸いにして、県境や町村境という行政的な区域わりは存在するものの、源流域において隣接する町村では、古くから人的・血縁的な交流も多くみられ、お互いの地域や生活文化を知り合える位置にあります。加えて、同様の地域課題や「ふるさとへの思い」を抱いており、山村ならではの温かい人情や、同じ境遇にあるものどうしの連帯感もあります。
 
今回の「ちづ源流環境フォーラム」は、中国山地に位置し、美しい源流の自然域を有する町村において環境保全活動を展開する個人・団体が鳥取県智頭町・岡山県西粟倉村に集まり、それぞれの活動や「ふるさとの自然」について語り会う交流会です。
 
この集まりを契機に町村境・県境を越えた大きな源流環境保全の取り組みやネットワークが生まれ育っていくことを希望し、ちづ源流環境フォーラムを開催します。
                         
平成15年9月
                         
智頭町町民環境会議
                         
会長 今倉常光

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サンクチュアリー

自然林や雑木林の中を流れる清流域とその背後地をオオサンショウウオのサンクチュアリーとして保全することが必要とされる。

それでは、雑木林の下を流れる谷川では、どんな生き物が観察できるのだろうか。

人の手が加わっていない自然の川岸は、草が茂り、木が根を張るなどしており、洪水の度に石や土砂が流されて微妙に水辺の状況の変わることから、細かくみると、複雑な形状となっている。こういったや多様性のある環境がみられるのが、自然の川岸である。雑木林には多くの野鳥や小動物、昆虫が棲み、落葉樹の側を流れる谷川には、水生昆虫や魚の餌となる落ち葉、木から落ちた昆虫などが多く、それを求めてやってくるイタチやカワセミ、オニヤンマなど多様な生態系がみられるなど、自然観察の場としても優れており、一部については、人の立ち入りを制限するとともに、環境学習やエコリーリズムに活用する。

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