ちゅうごく田舎暮らし交流クラブ

ちゅうごく田舎暮らし交流クラブ

 


新田舎人による夢の農村社会づくり

自然の中で暮らす憧れの生活を夢見て、農村に住んでみても、田舎には、非合理的なところ、閉鎖的なところ、封建的なところ、土地に執着するところがあり、面倒くさいことも多くあります。大切にすべき農村の良き慣わしと、何とかしたい田舎の憂鬱があります。そんな農村も過疎高齢化が進行し、コミュニティの維持さえ困難な地域もみられるようになりました。美しい農村の環境を維持していく上で、田舎暮らしに憧れる都市生活者を暖かく迎え入れた新しい田舎の地域社会づくりが必要とされています。
私たちは、中国地方で「自然との共生」をテーマにした農村エコ・コミュニティの仲間づくりを進めていきます。田舎暮らしの中に地球環境時代に求められるライフスタイルを見出していきたいと考えています。
そして、昔から農村に生活する人、新しく田舎に移住してきた人、田舎暮らしに憧れる都市生活者が「自然との共生」をテーマに集まり、四季の自然や農村文化を楽しんだり、情報交流をする場として、「田舎暮らし交流サロン」を開いていきます。

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地域自然文化遺産ツーリズム

農村の自然や歴史文化を観光資源として活用しようという試みが全国でなされており、田舎ならではの温かみのある自然や人情を求める都市生活者を対象に、グリーン・ツーリズムやエコ・ツーリズムが推進されていますが、背伸びした都市農村交流や慣れない「おもてなし」は疲れます。肩の力をぬいて気楽に、そして自由な発想で考えませんか。もっと自然体で交流し、自然や田舎暮らしが好きな良き仲間としてつきあっていきたいと考え、「ちゅうごく田舎暮らし交流くらぶ」という会をつくってみました。どういった運営をしていくかは、自然や田舎暮らしを楽しむ催しをやっていきながら考えます。  まずは、気のあう仲間どうしで楽しむグリーン・ツーリズムやエコ・ツーリズムを自然体で開催し、田舎暮らしを環境観光文化として育てていきます。そして、地域に残る美しい自然や景観、風物詩、懐かしい風景、歴史遺産、古い建物、大きな木などローカルな自然文化遺産を巡るツアーをオルタナティブ・ツーリズムとして開催し、これら地域自然文化遺産を大切する活動も行っていきます。

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田舎の家に住んで自然と文化を楽しもう

尾瀬や上高地(北アルプス)など自然公園に指定された大自然域ならいざしらず。農村での自然の楽しみは、生活の中、日々の暮らしの中でいかに四季の自然を楽しむかにあると考えています。
とりわけ、田舎暮らしにおいて住まい(家)とその立地(周囲の環境)は重要です。田舎暮らしを楽しむ家づくり、地球環境時代に求められる自然と共生する環境住宅について、いっしょに学んでみませんか。
過疎高齢化が進み空家が多くみれるようになりました。その中には立派な古民家もあり、消失が惜しまれています。茅葺き民家に代表される日本の伝統的な農村住宅には、上手に自然を生かし、自然と共生する知恵や環境文化がみられます。地球温暖化による急激な環境変化が懸念される中、私たちは、ライフスタイルの見直しが求められおります。田舎に暮らすなら自然と共生し、暮らしながら自然を楽しんでいきたいものです。
古い民家や空家を探したりして、仲間づくりもしていきましょう。
田舎の家に集まり、農村ならではの自然を楽しみ共生する暮らしについて語りあってみましょう。田舎暮らしの楽しいアイデアが生まれそうです。

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田舎で挑戦!新環境ビジネス

専門や得意分野、趣味を生かし、田舎ならではのビジネスを考えてみませんか。田舎暮らしといっても、霞を食べて生活できる人は多くいません。収入を得る仕事やビジネスチャンスも必要な場合もあります。農村だからとあきらめてはいませんか。農村には農村なりやり方があり、ビジネスが考えれます。
「田舎暮らし」や「自然とのふれあい」の分野は、高度に情報化した科学技術社会において、アイデアしだいで楽しいビジネスも考えられます。そして、大切なことは農村に生活している人がすべて農民ということではないということです。いろんな分野の人がいて、地域の歴史や気候風土に根ざした地場産業や伝統産業も生きづいています。地球環境保全のために産業構造やライフスタイルの見直しが求められています。農村の出番です。
「田舎暮らし交流サロン」は、農村での生活や楽しみについて情報交流のみならず、田舎暮らしという「遊び心」のもとに、いろんな分野の人が異業種交流的に集まり、農山村ならではの新しいビジネスについてちてアイデアを出しあう場にもしたいと考えています。連携しあって新しい「田舎暮らし観光環境ビジネス」を創り出していきましょう。
ちゅうごく田舎暮らし交流倶楽部は、真庭遺産研究会ほか中国地方に暮らす土着住民や、都市から引っ越してきたIターン住民、田舎で事業を営む経営者、田舎暮らしに憧れる都市生活者らが 「明日るい農村」を夢みて情報交流するボヤ〜とした連携組織です。 会費など、細かいことは決まっていません。

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晴れの国野生生物研究会

@晴れの国野生生物研究会
Aちゅうごく田舎暮らし交流クラブ
B山の学校
Cギフチョウ
D農村風景と自然観察
E草原
F里地里山の環境保全
G山村環境学習
H智頭町町民環境会議
I田舎暮らし・農村観光

晴れの国野生生物研究会
〒689―2352 鳥取県東伯郡琴浦町浦安250-10
tel:0858ー53ー1237  fax:0858ー53ー1237
furimaya@sk2.so-net.ne.jp
http://www.net626.co.jp/harehp/hanz0.HTM
http://www.net626.co.jp/sougenhp/

晴れの国野生生物研究会は、バブル期のリゾート開発ラッシュ時に、「地域の自然は、地域の人間で調査しよう」という理念のもと、関西トンボ談話会の事務局長の谷幸三氏の指導のもと野生生物の調査手法を学んだ調査技術者が集まり、平成3年に、備前市の山中で野生ジカとカスミサンショウウオの調査を実施したのを契機に設立された研究グループである。
晴れの国野生生物研究会は、平成3年3月に水生生物の調査研究において全国で第一人者の谷幸三氏の指導のもと、岡山県備前市の山中で野生ジカとカスミサンショウウオの調査を実施したのを契機に設立された研究グループで、中国地方をフィールドに野生生物の生息状況、生息環境を調査し、野生生物を地域の資源として保護し、野生生物をシンボルに自然と共生する魅力的な地域づくりを進めている。
中国山地をフィールドに野生生物調査や自然観察会を実施するほか、オオサンショウウオ、ヤマネ、カスミサンショウウオ、モリアカガエルなどの棲息地の保全再生活動を行っており、平成8年秋より、岡山県中和村での自然観察公園の整備にあたり、自然再生、自然観察路・自然解説板の整備について技術指導を行っている。大山・蒜山地域では草原や里山の景観、生態系、絶滅が懸念される野生生物について保護保全活動を進めており、2005年11月の「第7回全国草原サミット・シンポジウムin大山蒜山」開催を契機に、グラウンドワーク大山蒜山を組織し、エコツーリズム事業も推進している。
晴れの国野生生物研究会は、バブル後期のリゾート開発計画が全国に展開し、里山を中心にふるさとの自然や生態系が失われようとしていた平成3年3月に、谷幸三氏(関西トンボ談話会および奈良県自然保護協会事務局長)を会長に発足した生物研究会で、ふるさとの自然は地域の人で調査し、大切にしようと、岡山県を中心に中国四国地方をフィールドに活動してきた。
現在は、鳥取県、広島県、島根県などにも会員が増え、中国四国地方を中心とする西日本において、地域に生息生育する野生生物の実態や生息生育環境について調査研究を行い、保護保全をはかるとともに、人と野生生物とが共存し、人が美しい自然の中で生き々と生活することのできる自然共生型社会の実現と、平和社会の構築を目的としている。
これまでの活動として、中国山地を流れる中小河川について底生生物(主に水生昆虫)調査、山地や丘陵地で小型哺乳類の生息調査を実施するほか、カスミサンショウウオ、モリアオガエル、ルリボシヤンマ、ムカシトンボ、ハッチョウトンボ、サラサヤンマ棲息地の保全再生調査(主に湿地や池沼の保全や再生)を行っている。
中でも平成8年より岡山県中和村における自然観察公園「津黒いきものふれあいの里」の整備では、調査構想の段階より関わり、カスミサンショウウオ、モリアオガエル、オオサンショウウオの生息環境再生する形で、園地整備を立案するとともに、自然観察路や自然館の設計や工事施工に関して、指導を行っており、近年はトンボ池ビオトープづくりやモリアオガエル産卵池づくりなどのエコアップ活動の実施に際してボランティアの技術指導を行っている。
これらの調査保護活動に加えて平成7年夏より、真庭郡内や大山山麓、作東町、智頭町など中国山地の農山村で親子を対象に自然観察会を多数開催している(地元町村と連携)。
オオサンショウウオ保護については、研究会発足当時から取り組んでおり、生息環境である清流域での生物調査も実施し、石積み護岸の復元や石積み技法の伝承など、伝統的な川づくり工法に着目し、「里川工法」による「昔懐かしい故郷(ふるさと)の川の再生」をテーマにした川づくりを提唱している。

●谷 幸三
〒630―8306 奈良県奈良市紀寺地蔵町1001-1
tel:0742-22-7845  fax:0742-22-2666  kozo-t@kcn.ne.jp
1943年2月26日生
昭和18年 大阪市生まれ。近畿大学農学部農学科昆虫学教室卒業、奈良教育大学大学院教育学研究科理科教育専攻、修士課程修了、環境科学博士、環境省専門委員。
奈良市に在住し、関西トンボ談話会、奈良県自然保護協会、大台ヶ原・大峰の自然を守る会の事務局長、大阪産業大学人間環境学部の講師をつとめるなど、近畿圏を中心に自然保護活動を展開する中、全国各地で自然観察会や講演会の講師を行っている。
著書として、原色日本昆虫図鑑(トビケラ)共著(保育者)、水生昆虫の観察(トンボ出版)、トンボのすべて(トンボ出版)、決定版生物大図鑑(カワゲラ・トビケラ)共著(世界文化社)など多数。

平成3年の発足当時より、大山・蒜山地域をフィールドに野生生物の調査や自然景観調査、景観シンポジウム・地球環境セミナーの開催を行なっているほか、これまで数多くの自然観察会を実施しており、大山山麓などで親子を対象に自然観察会を開催している。
また、ギフチョウやウスイロヒョウモンモドキ(蝶)、オオサンショウウオをはじめとする希少な野生生物の保護に取り込んでおり、その棲息地となる草原・湿原、清流の保全再生活動を実施している。
そして、2004年11月に真庭遺産研究会、鳥取大学らと連携し、第7回全国草原サミット・シンポジウムin大山蒜山を、2005年3月にオオサンショウウオ・フォーラム(シンポジウム)を開催している。これら調査研究活動やシンポジウムなどの開催とあわせ、大山蒜山地域では、自然環境ガイド養成セミナーを開催するなど、県境を越えて活動する自然保護ネットワークの形成に努力している。

野生生物保護の民間研究グループで、平成10年に岡山県中和村役場より自然公園内の自然解説板作成業務として90万円、平成14年に岡山県作東町農林課より自然観察イベントの企画運営費として50万円の委託を受けている。
平成18年は、農林水産省より農村景観・自然環境保全再生パイロット事業の補助を150万円、および、同省より農村コミュニティ再生・活性化支援事業の補助を150万円受けている。

団体の役員及び主な構成員
代表・・・・谷 幸三(会長)
団体の役員・・・・谷口真一(副会長、事務局長)、實村 巧(副会長)、岡村良明(幹事)
       辻野誠三、矢藤益美、遠藤勝壽、横山芳和、瀬島義之、辻野正子
主な構成員・・・・山本善民、野田奏栄、中村伸行、ブライアン・ウィリアムズ、岡村洋子
樋口泰昌、大呂辰夫、大原義賢、香山昌男、佐々木高一ほか

●谷口真一
1960年7月2日生
昭和35年7月に鳥取県琴浦町生まれる。鳥取大学農学部卒後、農業新聞記者や地元ケーブルテレビ局などを勤め、これらの取材スタッフ活動を通じ、大山(国立公園)などの自然情報、観光情報を地域に提供してきました。現在は、鳥取県自然環境巡視員(嘱託職員)として、鳥取県の自然環境保全に携わっている。
また、晴れの国野生生物研究会副会長、大山らくらく散歩会の事務局長、日本野鳥の会鳥取県支部会員、日本自然保護協会の自然観察指導員でもあり、長年にわたり大山をフィールドに野鳥調査と保護活動を行なっているほか、長年にわたり大山自然観察ノート「下を向いて歩こう」を環境レターとして発行し、多くの自然愛好家との情報交流を行い、2003年には鳥取県赤碕町の船上山、2006年には鳥取県大山町の大山集落にて日本自然保護協会主催の「自然観察指導員講座」を中心スタッフとして企画運営している。
このほか、真庭市や美作市福山地区など岡山県中北部の農村域においても地元住民団体と連携し、自然観察ベントを多数開催しています。今年春より「山の学校ビオトープ倶楽部」の会長代理になる。

●谷口真一 事務局長(副会長)
1995年より国立公園大山をはじめ鳥取県内で野鳥の会などに属し生物調査を行う。
1998年より自然観察指導員(日本自然保護協会)になり、大山滝などで自然観察会等を多数開催する。
2003年より大山蒜山地域において、草原環境の保全に係わり、全国草原サミットなどを開催している。
2005年より大山南麓(鳥取県江府町)において、ギフチョウの調査保護活動を行っている。

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真庭自然を観察する会

真庭自然を観察する会
設立 1996年8月
(代表者名) 真庭自然を観察する会 会長  辻野誠三
〒717-0502 岡山県真庭市蒜山富掛田654-32
電話番号 0867-66-2287 FAX 0867-66-2287

代表・・・・辻野誠三(会長)
団体の役員・・・・実村しな代(副会長)、栗田雅文(事務局長)、宮本 繁(幹事)
主な構成員・・・・池田弘昭、増田 茂、上島敬一、岡康弘、大島正樹、山谷吉孝、
高田尚三、辻騏一郎、柴田忠昌、西村忠彦、岡田純、芦立紘一ほか

真庭自然を観察する会(旧名:落合町自然を観察する会)は、1996年夏に「ふるさと落合町(岡山県真庭郡)の自然の素晴らしさ」を地域内の児童生徒および地域住民に知ってもらうことを目的に、「落合町自然を観察する会」として、地域内の自然愛好者、落合町長、役場担当者、町教育委員会担当者、町議会議員、学識経験者、漁協関係者が発起人となって設立した任意団体で、平成9年8月に真庭郡中和村(現真庭市)より自然解説板作成について98万円で業務委託を受けているほか、平成13年6月に真庭郡落合町(現真庭市)より環境マップ(写真冊子)作成について100万円の助成を受けている。

これまでの活動、研究
真庭自然を観察する会(旧名:落合町自然を観察する会)は、1996年夏の発足以降、旭川や備中川での自然環境調査と「親と子の水辺自然観察会」を多数実施している。
あわせて、落合町(真庭市落合地区)の自然文化遺産について掘り起こし調査を行うとともに、調査結果をもとに写真冊子「落合町の真庭遺産」を作成し、全戸(約6000戸)に配布している。また、河川での環境保全活動と平行し、真庭市中央部に広がる星山・櫃ヶ山の林野環境を生かした「グリーンツーリズム郷」構想を提唱し、櫃ヶ山(湯原富士)に広がる落葉広葉樹林域において、植生調査、天然記念物ヤマネの生息調査を実施するなど、広く真庭市内の森林域において環境調査や自然観察会を開催している。
このほか、隣接する大山地域と連携し、国立公園大山蒜山地域において、絶滅の危機に瀕するウスイロヒョウモンモドキの生息環境である草原の保全再生に取り組んでいる。

申請団体の経歴および実績
真庭自然を観察する会(旧名:落合町自然を観察する会)は、1996年夏に「ふるさと落合町(岡山県真庭郡)の自然の素晴らしさ」を地域内の児童生徒および地域住民に知ってもらうことを目的に、「落合町自然を観察する会」として、地域内の自然愛好者、役場担当者、町教育委員会担当者、町議会議員有志、学識経験者、漁協関係者が発起人となって設立した任意団体である。
発足以降、真庭自然を観察する会(旧名:落合町自然を観察する会)では、備中川とともに町内最大の河川である旭川などの河川水辺のビオトープ空間を街づくり(都市計画)に活かすべく「旭川水系自然再生型地域づくり」を提唱するとともに、旭川や備中川での自然環境調査と「親と子の水辺自然観察会」を多数実施している。
あわせて、落合町(真庭市落合地区)の自然文化遺産について掘り起こし調査を行うとともに、調査結果をもとに写真冊子「落合町の真庭遺産」を作成し、全戸(約6000戸)に配布している。
また、河川での環境保全活動と平行し、真庭地域における森林グリーンツーリズムを推進しおり、真庭市中央部に広がる星山・櫃ヶ山の林野環境を生かした「グリーンツーリズム郷」構想を提唱し、櫃ヶ山(湯原富士)に広がる落葉広葉樹林域において、植生調査、天然記念物ヤマネの生息調査を実施するなど、広く真庭市内の森林域において環境調査や自然観察会を開催している。
平成17年3月に落合町が町村合併により真庭市となるにあたり、平成17年4月より会の名称を「落合自然を観察する会」と改め、隣接する大山地域と連携し、国立公園大山蒜山地域(岡山県真庭市および鳥取県江府町)において、絶滅の危機に瀕するウスイロヒョウモンモドキやギフチョウの生息環境である草原・里山環境の保全再生に取り組むなど、広域的な活動展開をはかり、草刈りグラウンドワークや里山雑木林の保全管理活動を行っている。そして、本年(平成19年)4月より名称を「真庭自然を観察する会」と改めるにいたっている。

●辻野誠三(代表者)の略歴  (最終学歴・職歴等)
昭和15年(1940年)5月大阪市生まれ。
昭和40年3月に関西学院大学社会学部卒業後、日本海テレビ放送株式会社に入社。
在職中は、大台ヶ原や大山の自然保護を目的にした写真撮影活動や山岳トレッキングを続ける。
平成12年に日本海テレビ放送株式会社を定年退職。
退職後、自然環境保全活動のフィールドを大山隠岐国立公園大山蒜山地域に定め、平成17年春より岡山県北部の蒜山高原(岡山県真庭市)に住居を構え、都市農村交流型のグラウンドワーク活動を開始する。
現在、地域住民や学識経験者、地元自治体と連携し、ギフチョウ、ウスイロヒョウモンモドキ、オオサンショウウオの保護のほか、桜巨樹の保存、草原生態系の保全、里山雑木林の管理保全に取り組み、今年度より「真庭自然を観察する会」の会長となる。
このほか「ちゅうごく田舎暮らし交流クラブ」の幹事長、「奥大山トレッキングツーリズム協議会」や「晴れの国野生生物研究会」の役員をつとめる。

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さくとう山の学校

美作市福山地区では、平成14年度より、旧福山小学校跡地に農村体験施設「さくとう山の学校」を設け、環境学習や農村体験交流を進めている。
「山の学校」は、平成11年3月の旧福山小学校の廃校に伴い、児童生徒を対象とした体験学習、都市生活者との交流を目的に建設された体験教育施設である。  「山の学校」の建設によって、この福山地区全体を環境学習、「食と農」の学習の場として活用するため、地域住民により地域の環境を美しくしようという活動が行われている。

「さくとう山の学校」の位置する美作市(旧作東町)福山地区は、岡山県の東部に位置する静かな山村域で、里山の自然が多く残されている。
しかし、近年、地区内にあった小学校が学童数の減少により廃校になるなど、過疎高齢化が著しく、農地や山林の荒廃が進行しつつあり、生物多様性が低下する中、かつて見られたタガメやモリアオガエル、カスミサンショウウオなどの里山の水辺に棲む生き物の生息環境の悪化が懸念されている。
このような状況の中、福山地区では、子供たちや都市生活者に山村の自然を体験し、農村での生活文化を学んでもらおうと、自然体験交流宿泊施設「さくとう山の学校」を整備し、地区に広がる里地・里山の環境を生かした自然観察会や自然探検を行っており、自然体験学習や懐かしい農村の景観づくりによる山村振興を進めている。
本助成事業「廃校周辺でのタガメ・ビオトープ再生による生態系の保全」では、「里山ビオトープ公園づくり大会」および自然観察会(山の学校ビオトープ探検隊)を開催している。

山の学校ビオトープ倶楽部
2001年 4月29日 設立
〒709-4254 岡山県美作市万善25番地  山の学校事務局  
TEL 0868-75-7126 FAX 0868-75-1956
事務局長  大原義賢   所属機関  さくとう山の学校

申請団体の経歴および実績
山の学校ビオトープ倶楽部は、平成13年4月に発足したボランティア団体で、美しい農村の自然や景観を大切にしながら、子供たちの自然体験学習を進めている。  作東町福山地区では、平成11年3月に福山が小学校が廃校になり、その跡地を子供たちの体験学習の場として活用しようということで、地区住民が中心になって地域づくりを進めており、倶楽部では、これら地域住民と連携しあって環境学習活動を展開している。  また、本倶楽部は、過疎高齢化が振興する作東町福山地区において、県内の自然観察指導者らの協力のもと、豊かな里山や里川の自然を生かして、子供たちを集め自然観察会や体験学習を進めている。
ここでは、子供たちに生き物の棲む環境を探検しながら、ふるさとの自然体験させる活動を通じて、自然の大切さ、命の尊さを知ってもらうとともに、都市と農村の交流を進めている。
本倶楽部では、これまで福山地区の自然環境や歴史・伝説民話を調査し、町役場と協働して地区内に歴史自然解説板を設置したり自然観察路を設けているほか、里山林の管理として、下草刈りなどの山林作業、休耕田に花を植える作業などのグラウンドワーク活動を行っている。
また、作東町の子供たちを対象に里山ハイキングや雑木林を活用した基地づくりなどの自然体験イベントを開催するとともに、野生生物に関心の高い子供たちに参加を、呼びかけて、オニヤンマの生息地調査、カワセミの生息地調査、四季を通じての植物調査、オシドリの調査、ヤマセミの調査、カケスの調査などの野生生物調査や数多くの自然観察会を実施しており、平成16年度より、廃校周辺の荒廃農地を活用して、タガメ池、ルリボシトンボ池など里山ビオトープ公園づくりを進めている。

井上悦甫
昭和6年7月23日岡山県久米郡久米町生まれ。岡山県林業試験場に勤務し、特別研究員として長年にわたり森林保護に携わる。平成3年3月に岡山県を退職した後、平成8年3月まで岡山県自然保護センター研究員として岡山県における野生動物の保護に係わる。
昭和57年より「作州野鳥の会」を立ち上げ、現在、同会会長。その間、自然観察会、探鳥会を多数開催するともに、日本鳥類保護連盟専門委員等の自然保護関係の委員や講演会講師を数多くつとめるなど、環境学習の推進や野生生物の保護活動に取り組んでいる。 現在、岡山県野生生物調査検討会委員、岡山県自然保護推進員。

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山の学校ビオトープ倶楽部

山の学校ビオトープ倶楽部
〒709-4254 岡山県美作市万善25  会長  香山昌男
電話番号:0868-75-7126、FAX:0868-75-1956

■これまでの活動、調査研究の目的
美しく管理された里山・山里の風景を保全し、生物多様性の富んだ里山生態系の保護保全と希少な野生生物の棲む里山ビオトープ環境を維持するとともに、これら生態系(野草、樹木、昆虫、野鳥、小動物)や風物詩(紅葉や濃霧など自然現象を含む)、景観(懐かしい風景や巨樹、古い民家など)、歴史的資源(民話や昔話しを含む)などの環境資源を活かし、グリーンツーリズムや都市農村交流、「田舎暮らし」を促進することで、山村の活性化をはかることを目的としている。

調査研究の経過

山の学校ビオトープ倶楽部は、平成13年4月の発足以来、福山地区における溜池、小川、里山雑木林(落葉広葉樹林)、アカマツ雑木林、棚田、原野(休耕田)、社寺林(照葉樹林)、野原、水田、畑地、竹薮、植林地など、里山・山里の環境や景観を構成する植生や農地の分布状況について調査を行い、現状を把握してきた。
あわせて、地域内にみられる里山・山里の自然や生活文化を活かし、自然観察会やビオトープづくり、スケッチ会、クラフトづくりなどの自然体験イベントを開催してきた。自然観察会は、野生生物(野草、樹木、昆虫、野鳥、小動物)の生育生息状況や風物詩(紅葉や濃霧など自然現象)を活用し、季節ごと、あるいは毎月開催することで、自然観察メニュー化を行なった。これら自然体験イベントは地元小学校を中心に参加者を募り、恒例的に開催することで、地域の自然環境情報の集積・発信と、ネットワークづくりをはかってきた。昨年7月以降の開催状況は以下のとおりである。
  7月19日(月曜) 夏に咲く草花の観察(ヤブカンゾウなど草花の観察)
  8月18日(水曜) 谷川の生き物探検隊(オニヤンマと谷川の生き物観察)
9月25日(土曜) 秋の七草観察会(秋に咲く野草の観察)
10月9日(土曜) 山家川の水生生物観察会(川の自然観察)
11月23日(祝日) 秋の里山ハイキング(柿ヶ原池周辺での自然観察)とクラフトづくり
12月25日(土曜) 冬の渡り鳥観察会(ジョウビタキやツグミなど冬に飛来する野鳥の観察)
1月15日(土曜) 冬の里山・自然観察山歩き(カケスなど里山の生き物観察)
2月12日(土曜) 春の七草観察会(早春に咲く野草の観察)
3月26日(土曜) カスミサンショウウオ探検隊(カスミサンショウウオと春の自然観察)
4月30日(土曜) サシバ探検隊(サシバなど野鳥を観察しながら新緑の野山を歩く)
5月29日(日曜) 山の学校こども里山ビオトープ公園づくり大会

調査研究の成果

生態系については、その把握において、専門知識や集中的な現地調査が必要であることが多いが、自然観察会の開催とあわせて、専門家の加わった野生生物調査を継続することで、地域(里山)生態系の把握と解明を進めていくことができた。
そして、福山地区にみられる野生生物(野草、樹木、昆虫、野鳥、小動物)や風物詩(紅葉や濃霧など自然現象ふくむ)、景観(懐かしい風景や巨樹、古い民家など)、歴史的資源(民話や昔話しを含む)などの環境資源について、季節ごと、地区ごとに活用計画を検討するとともに、里山・山里の自然や生活文化を資源とした山村振興について方向性を見出すことができた。
また、地域内の溜池、小川、里山雑木林(落葉広葉樹林)、アカマツ雑木林、棚田、原野(休耕田)、社寺林(照葉樹林)、野原、水田、畑地、竹薮、植林地など里山・山里の環境をなす林野空間を保全活用し(あるいは再生活用)、野生生物や風物詩、景観資源、歴史的遺産などの環境資源を活かした「福山地区まるごと里山公園構想」をおぼろげながら打ち出すことができた。 

■今後の活動展開、今後の課題と問題点

地球温暖化防止の取り組みが求められる中、古き良き時代のライフスタイルや生活文化に学ぶべき内容は多く、里山・山里の自然や農村文化を活かした環境学習プログラムを作成することが必要となっている。
あわせて、来訪者の増加をはかるため、溜池、小川、里山雑木林、アカマツ林、棚田、原野(休耕田)、社寺林(照葉樹林)、野原、水田、畑地、竹薮、植林地など里山・山里のビオトープをなす林野空間を再生活用した公園(里山ビオトープ公園)整備計画づくりや、小河川の伝統的工法(石積み護岸など)による水辺ビオトープ再生計画づくり、桜や梅、李、桃、杏、柿、栗などの植栽による風景づくりが必要となっている。あわせて、山村では民家が空家となっていることから、これら空家や修復活用した計画づくりも検討する必要がある。
なお、里山・山里の環境は、人の生活や生産活動によって管理されてきており、人の手が加わらなくなると農地や山林(とくに植林地)は荒廃し、生物多様性が低下することから、住民参加による里山環境保全活用システムづくりも課題となっているが、過疎高齢化が進行する山村地域では、地域活動を推進するにも人材不足、人手不足となることから、都市農村交流・グリーンツーリズム・「田舎暮らし」を促進することで、農村の自然や歴史文化に関心の高い都市生活者に参加を求め、里山・山里の環境保全活動を展開することが必要となっている。

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ビオトープとはいわゆる生物の生息空間のことである。生命:バイオbioと、場所:トポスtoposの合成語である。
  このページでは、蒜山麓の環境に着目し、茅場となる草原や湿地、牧野、水田などの火山麓環境要素についてビオトープとして考えてみた。
大山から蒜山三座(上蒜山、中蒜山、下蒜山)へと連なる火山列は、里山的環境要素の多い中国山地にあって、雄大な眺望をみせている。とりわけ、大山や蒜山三座では火山麓扇状地が発達し、のびやかな裾野の景観をみせている。
  ここ大山・蒜山地域には、裾野から林縁部にかけてススキ草原からなる採草地が広く分布し、蒜山高原をはじめ美しい高原牧野の風景が広がっている。
とりわけ、蒜山地域は、大山隠岐国立公園に含まれる自然豊かな農村域で、草刈り場(ススキ草原)、牧場、高原野菜畑、樹林帯、湿地、沢、水田がモザイク状に入り組んで、生物多様性に富んだビオトープコリドー(回廊)を形成している。

 真庭遺産研究会では、農地の荒廃や別荘地開発によって、生物多様性が低下しつつある蒜山三座の山麓について、落ち葉、茅、葦、笹、粗朶(ソダ)、間伐材などの自然に帰る自然素材と、畜産および観光によって発生する多量の有機系廃棄物を用いて、ビオトープとなる林縁農地や水辺の自然復元をはかることで、水と緑の回廊となるビオトープ帯(緑のエコトーンベルト)を再生させる土地利用や緑化方策について、具体的な対象地や工法について調査検討を行っている。
ここで考えるビオトープ再生は、「農村原風景の保全再生」と「生物多様性の保全」、「有機系廃棄物のリサイクル」を目的に、ビオトープコリドーを形成しようというものであり、落ち葉、茅など自然材や生ゴミ堆肥を用いて、土地の保全をはかり、風景的な演出や利用を高めたい。
ここでは、蒜山地域において、生物多様性が低下している林縁農地や牧野について植生分布調査を実施し、ビオトープコリドー(水と緑の回廊)再生のための基本計画(マスタープラン)を作成するとともに、 ビオトープコリドー再生計画をもとに、別荘開発が進む山麓域について、5箇所程度を選定する。

 その上で、「高原自然景観の保全」、「生物多様性の保全」、「資源循環型観光地の形成」をはかることを目的にモデル的に「ビオトープコリドー(水と緑の回廊)」の整備企画をの検討を行い、グラウンドワーク方式(市民参加方式)での自然環境再生事業としての計画立案を行う計画である。
真庭遺産研究会では、土づくりグラウンドワーク活動と自然材による水辺ビオトープの整備をとり入れ、高原農村らしい牧歌的で美しいビオトープの再生をはかるよう企画し、荒廃が懸念(一部は既に原野化)される山麓牧野の環境を対象に、昔の茅場(ススキ草原)や湿地の環境の再生や、生物多様性の保全や希少な湿生植物群落の生育環境の保全についての調査研究を行っている。
真庭地域で考えるビオトープ再生は、「昔懐かしい農村原風景の保全再生」と「山麓域における生物多様性の保全」、「ふるさとの自然を生かした環境学習の促進」をはかることを目的に、ビオトープ園地を形成しようというものであるが、草葺き屋根の休憩舎や観察舎など自然素材を用いた施設を配置することで、風景的な演出や利用を高めていきたい。
ここ20年あまりで里山という言葉が有名になった。奥山に対して、人里近くにあって人の手が加わった山林あるいは林野域を示す概念である。
  ごく最近まで普通に見られた里山の環境は、自然と人との共生によって維持されていて、生物多様性の意味からいっても興味深い空間となっている。
  産業構造の変化や農村の都市化にともない、里山の姿も大きく変わりつつあり、昔ながらの里山の景観は限られた地域にのみ残されている。
  今、この里山の環境に多く人の関心が向けられ、環境ボランティアや市民参加による里山の管理活動や自然の復元活動が行われている。川についてはどうか・・・
農村を流れる川は、河畔に農地が広がり、周囲には集落が見られることから、古くから人の手によって管理され、利用されてきた人里の川であり、生活の知恵や文化がみられた。

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真庭遺産研究会

真庭遺産研究会は、地域住民が大切にしたいと思っている故郷(真庭)の自然や景観、風物詩、原風景、歴史的資源、古民家、大きな木、伝統技法などの遺産的資源を調査し、紹介することで、保護保全をはかることを目的に活動する住民団体である。
写真にある古民家は、昔の庄屋の家である。ここは、岡山県真庭市の旦土というところで、旭川の河畔に位置している。民家の側を流れる川は、旭川支流の旦土川であるが、約14Km下流の旭川にダムがあることから、このあたり冬から初夏にかけて湖となる。
  ここ旦土地区は、真庭市の玄関にあたり、高速道路(岡山道)が開通するまでは、ここを通る多くの人が「土蔵のある河畔の館」の景観に気をとめていた。また、多くのアマチュア写真家が撮影し、フォトコンテストなどで馴染みの風景となっていた。しかし、「誰の家だろう」、「今でも住んでいる人がいるのだろうか」、「昔は何の建物だったんだろう」など、風景の由来を知る人は少なく、まして、保存活動をしている人たちがいたことは、あまり知られていなかった。
  この「土蔵のある河畔の館」は、数年前から廃屋(空き家)になっている。暮らす人のいない民家は老朽化するのが早く、そうとう傷んでいる。「このままで朽ち落ちさせるのは忍びない。なんとか、保存したい。」ということで、地元の町おこしグループが所有者に理解を求め、地域のために維持管理しようとていた。しかし、これ以上の老朽化が進むのを防ぎ、活用できるようにするためには、相当の費用がかかる。
多くの人が関心をもち、多くの人の心を引きながら、朽ち落ちていく「地域の遺産」、もっと情報交換ができたら、もっと多くの人に知ってもらえたら、きっと保存と活用ができるだろう。こんな建物は、まだまだあるあるはずだ。今はそうでなくても、いずれは同じ運命をたどる古い建物も多くあるはずだ。
  古い建物だけではない。自然にしても同じことが言える。文化財や天然記念物でもない。観光資源として注目を集めているわけでない。しかし、後世に残しておきたい故郷の自然や景観、遺跡がある。われわれは、それらを「真庭遺産」と呼び、掘り起こし、多くの人に知ってもらおう。これが、「真庭遺産研究会」発足の原点である。
大切にしたい故郷の自然や風景がある。いい所なので、ほかの人にも教えたいが、ずっとこのままで静かに残しておきたい。
  古い大きな家や家並みがある。 よその人が見たらどう思うだろう。きっと気に入って好きになってくれるだろう。もっとみんなに知ってもらい、この町(村)よさをわかってもらいたい。
  石を積んで造った古い工作物がある。今ではこんなものは造られないだろう。 だけど、観光資源として紹介するほどのものではない。また、文化財にも指定されていない。寂しいけどいつかはなくなるんだろう。
そんな地域に残る美しい自然や古い建物、昔ながらの農村の風景が好きな人は、どれくらいいるのだろうか。声に出して言わないけど、好みの違いはあるかも知れないけれど、きっとほとんどの人は心のどこかに、
こういうものを大切にしてほしいと思っているはずだ。
「知ってもらうだけで、保護保全につながるのか」と言われるかもしれないが、多くの人が、それぞれの特異分野で見つめることで、保存する価値がわかるものも多くある。知識だけでなく、感性や「心」でみることは大切である。眠っていた感性が呼び覚まされることもある。
  まずは、多くの人に本当のよさ知ってもらうこと、そこで生まれる人々の交流。それが地域のエネルギーとなる。これも地域遺産(例えば真庭遺産)の魅力である。
真庭遺産研究会事務局
〒719-3121 岡山県真庭市上河内652-1
tel 0867-55-2831・fax 0867-55-2832

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草葺き民家オーナーズクラブ

“オーナーズクラブ”なんて言ったら、なんとなく裕福でリッチに聞こえませんか。
  草葺き屋根の家を所有している人の中には、そのよさやありがたさを十分に理解し、がんばっている人が多くいます。
  残念なことですが、そういう人たちもごく一部になってしまい、近くに相談する人もなく孤立化しているのも現状です。
草葺きの家」を所有する人、「草葺きの家」に憧れる人が交流し、情報の交換をしたり、協力しあったりする組織があれば、失われる一方の「草葺きの家」が少しでも残るのではないかと思い、“草葺き民家オーナーズクラブ”を結成しました。
  このクラブは古い草葺き民家だけを残そうとするものではありません。自然と共生する暮らしを楽しみながら、「田舎暮らし」や「都市農村交流」を推進し、新しい農村ライフ、地球環境時代のライフスタイルを“道楽”として楽しむ集まりでもあります。
  新しいデザインの「草葺きの家」をもちたい人、仲間を募って「草葺きの家」をもちたい人も歓迎します。これからは「草葺き家」を増やしていきましょう。
  茅場を共同で管理したり、みずから茅葺き技術を習ったりする中で、仲間が増えていけば、コストの軽減や維持管理も楽になります。新しいビジネスができるかも知れません。

草葺き民家オーナーズクラブ 結成 趣意書
      ー草葺き民家所有者が楽しみながら連携しよう!ー

 私たちは、美しい日本の自然と農山村の原風景を大切にしたいと思い、草葺き屋根をその象徴として、シンポジウム、視察会などを通じて見聞を広め、深化させてきました。草葺き民家を時代に適応したスタイルで生かし続けることは日本の美の伝承であり、貴重な財産の継承に繋がります。
  かって、草葺き民家は日本の農山村どこでも見かけるごく当たり前のものでしたが、草葺き屋根維持の基盤であった「結い」は、ほとんどの集落で崩壊し、草葺き民家の多くは孤立状態に陥り、維持したくても独力では困難な状況となっています。
  一方、現在では、道路網が整備されて交通の便もよくなり、IT等情報網も整備され、距離感は昔と全く違ってきており、生活における地域性は大きく変り、広がりました。その結果、孤立・点在したままになっている草葺き民家を繋ぎ合う、かっての「結い」の復活も包含する、新たなネットワーク「21世紀の結い」の結成が可能な状況が生まれてきています。
  この新たなネットワーク「21世紀の結い」を夢に終らせることなく実現するには、何よりも先ず草葺き民家所有者が連携し、協力し合って、活動し始めることが肝心です。
  その第一段階として、草葺き民家をもっている人と草葺き屋根の家をもちたい人とで、楽しみながら草葺き屋根を維持していく、"草葺き民家オーナーズクラブ"を結成させることとしました。
  クラブでは、草葺き民家をもっている人と草葺き屋根の家をもちたい人とで、親睦を図り、情報を共有することや共同作業などによって、草葺き民家の維持・管理が楽になるようしたいと考えております。
  このような思いから、クラブでは次のような活動を考えています。

  1.草葺きに関する情報交換
   2.草葺きに関する困り事・悩み事についての相談、意見交換
   3.クラブ便りの発行(共有すべき情報の伝達)
   4.有志による互助共同作業の実施
   5.交流会の開催
   6.趣意賛同者の開拓と入会勧誘 兼 草葺き民家所有者の意識調査

2003年10月吉日
金平坦ほか発起人一同

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